川井洋基

質問に先立ち、まず初めに、御礼を申し上げたいと思っております。


 昨年の異常高温に対し、第3回定例会において、船橋市運動公園の体育館の空調が設置されておらず、異常高温時に市民の使用を中止していたことを取り上げました。その後、市スポーツ協会による陳情もあり、おかげさまで、運動公園の空調については令和6年度に調査設計費が上程されましたことは、大変うれしいことであり、厚く御礼申し上げます。
 しかし、本年は既に2月に入り気象観測所、初の夏日を記録するなど、昨年以上の気温上昇が見込まれるため、市長におかれましては早期に設計の発注を行い、令和6年度中に補正予算をもって年度内発注を行い、令和7年度の夏までに完成していただくよう強く要望して本題に入らさせていただきます。
 質問の順番は、2番目の防災公園を4番目に回します。
 それでは、
地域包括支援センターの増設についてお尋ねいたします。
 高齢者の介護や福祉、医療、健康などの総合窓口である地域包括支援センターは、地域包括ケアシステムの実現のため、現在市内14か所にあり、地域包括支援センターへの相談件数も年々増加し、多くの高齢者に喜ばれていると伺っております。
 また、先日法典地区の西部に住んでいる方から、現在の法典地域包括センターは、法典地区の鎌ケ谷市に隣接する馬込沢駅近くで利用しづらいという声もお伺いしており、地域包括支援センターの機能強化のための新たなセンターの設置の必要性を強く感じております。
 そこでお伺いいたします。
 法典地域包括支援センターの相談件数や来所者数の状況はいかがでしょうか。また、市川市寄りの西部地区に新たな地域包括支援センターを設置することなどについて検討されているか否かをお聞きいたします。
     

高齢者福祉部長(滝口達哉) 

お答えいたします。
 法典地域包括支援センターの相談件数は、年間約3,800件、来所者数は全センターで一番多く、年間約1,300人となっております。
 また、法典地域包括支援センターは東西に広いエリアを担当しており、住んでいる場所によってはセンターまでアクセスがしづらいという声や訪問に時間がかかるなどの声があるということは認識しております。
 地域包括支援センターの整備につきましては、相談体制を拡充するため、現在策定中の次期介護保険事業計画において、計画期間中に法典地区及び豊富・坪井地区の既存の2つの地域包括支援センターにサブセンターを設置するという整備方針を提案しております。
 法典地域包括支援センターのサブセンターの設置場所については、現在、法典地域包括支援センターが法典地区の東部エリアにあることから、西部エリアの設置を検討しております。
 以上です。
   

川井洋基   

ご答弁ありがとうございました。
 市内で最も利用者の多い法典地域に新たな地域包括支援センターのサブセンターを設置することを計画されているという前向きな答弁をいただき、納得いたしました。
 しかし、現在の法典地区の包括支援センターは駅前にあり、バス、タクシー、駅の乗降客で混雑し、駐車場もないことから、新たなサブセンターは西部エリアの法典駅前でなく、近隣の駐車、駐輪の可能な場所を選定していただくよう、特に要望いたします。


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