質問に先立ち、今般のアンデルセン公園の風車についての本市初のクラウドファンディングの企画についてですが
令和4年第1回定例会で、風車内部を有料で公開するとか、クラウドファンディング等で修理費の一部を調達するのも
方法ではないかとの私の提案に真摯にご対応いただき、誠にありがとうございました。
4日目の現在、既に260万の寄附がありました。達成率86%とのことであります。
300万円の募集金額は少額ではありますが、行政の企画に市民も参加する意義が大事であり、
早期に募集額に到達することを心から願っております。
◆川井洋基
さて、今般の質問のうち、②の街路樹として適さない樹種のリノベーションについては時間の都合上、次回以降にいたします。
さて、本庁舎の衛生管理についてですが、のっけから瑣末で尾籠な話で誠に恐縮ではありますが、お手元の写真をご覧ください。このひどく汚れ、また、さびで下地まで腐食が始まっているトイレのドアと、さびだらけのトイレのくず籠ですが、どこの公共施設のものでしょうか。まずお伺いいたします。(笑声)
◎企画財政部長(林康夫) お答えいたします。 写真のものは、市役所本庁舎のものでございます。
この汚く、長らくさびたままのドアは紛れもなく、ご答弁のとおり本庁舎1階の男子トイレであり、さびたくず箱は5階の男子トイレ用であります。
さらに、1階のこのトイレのドアは多数の市民や外国人が日常的に利用する市庁舎の表玄関脇のトイレであり、なおかつ便器の一部も残念ながら破損したままであります。
船橋市の顔とも言うべき場所の、表玄関のすぐ近くにあるトイレが管理不全のまま長年放置されていることは全く恥ずかしい限りであり、不快に思わない市民はまずいないでしょう。
船橋市は中核市のトップの人口を擁する市であるにもかかわらず、この汚いトイレを何年も放置したままなのは、いかがなものでしょうか。この件は数年前に市民が窓口の職員に注意したとのことですが、一向に改善されないために私に相談があったものです。
また、この1階のトイレのドアは、極めて重い鉄製扉であるため、高齢者や弱者、あるいは子供にとっても極めて重く、また開閉もしづらく、軽いアルミ製のドアに替えるべきではないでしょうか。
なお、申し上げますが、腐食が始まっているドアは、この1階のトイレだけではなく、9階や10階の特別職の利用するトイレを除く、各階にも大なり小なり数多く存在しており、清潔を第一とするトイレがこんな状態なのは他市の庁舎ではかつて見たこともなく、日々勤務する市職員のモチベーションにも極めてマイナスの影響を与えていることは言うまでもなく、至急改善を望むものであります。
◎企画財政部長(林康夫) お答えいたします。
まず初めに、市役所本庁舎のトイレのドアやごみ箱がひどく汚れていたりさびて腐食しているとのご指摘を市民の方から窓口の職員にしたとのことでございますが、所管において過去の案件を調べてみましたが、所管のほうにはちょっとこういう声が届いておりませんで、確認できませんでした。大変申し訳ございませんでした。
本庁舎のトイレにつきましては、平成21年度~24年度にかけて行った和式から洋式への改修や温水洗浄便座の設置をしております。ドアにつきましては、23年度に排水管改修を行う際に、合わせてドアの塗り直しをしております。また、開閉に支障があるものにつきましては随時修繕をしているところでございます。
そのほか機能的な改修といたしまして、平成26年度に照明設備の更新及び人感センサーの設置、令和3年度~4年度にかけましては手洗い用水栓を非接触型へ変更を行ってまいりましたが、市民の方や職員の方が利用するに際しまして不快な思いをしないよう、今後は、トイレの美観へも配慮をしてまいりたいと考えております。
今回、議員のご指摘によりトイレの一斉点検を行い、状況を確認いたしました。ドアやごみ箱の表面の腐食がすごいものは取り替えるなど、個々の状況により必要な対応をしてまいりたいと考えております。
また、トイレのドアが重く開閉しづらいとのご指摘がありました。ドアを取り替える際にはできるだけ軽く開閉がしやすいものを選定してまいりたいと考えております。
なお、便器の一部が破損したままとのご指摘ですが、トイレ内の設備の不良につきましては、日々の清掃時に随時チェックをしております。ご指摘をいただいたところにつきましては、既に修繕を発注しているところでございます。
◆川井洋基
ご答弁ありがとうございました。 ただ、市民に言われなければ気がつかないというその考え方はちょっと違うんではないかなと思ってます。答弁した部長は現状を見ましたか。現状見た。ひどい状態でびっくりしたと思います。
次に、地下食堂のテーブルの仕切り板が、食事の飛沫で汚れたままに放置されていることについて質問します。
本年の統一地方選後、6月頃であったと思いますが、久しぶりに本庁舎の地下食堂でカレーライス──しかないんで、食べました。驚いたことに、中央にあるアクリルの仕切り板が一面に食事の飛沫が飛び、それぞれが白くかびており、長らく拭いた形跡もなく、コロナ禍も冷めやらない時期でもあり、極めてまずいカレーライスになったことは言うまでもありません。
その後、先々週ですが、再び地下食堂で食事──またカレーなんですが──をしたところ、カレーしかないんですよ。またまた、カビの生えた飛沫が各所に点々とあり、3日後に、意地の悪い話なんですが、念のため、前回と同じテーブルに着いて食事をしたところ、何とあのカビの生えた3日前の仕切り板の飛沫がそのままの形でありました。
今日では一般のレストラン等でテーブルの仕切り板を見かけることは少なくなりましたが、以前は町のレストラン等ではお客が入れ替わるたびに店員はテーブル、仕切り板を全て清潔に消毒したものです。
中核市として保健所を有する本市の地下食堂がこのような劣悪な衛生環境を放置し、湿度の高い地下食堂を雑菌の繁殖場所に提供、いつ食中毒の事故が発生するやもしれない状況を漫然と放置しているのはいかがなものかと思うものであり、利用する市民や職員が気持ちよく食事ができるよう、今後の抜本的な衛生管理対策と食事環境の改善、さらには所管による食堂の委託業者に対する定期的な指導と報告の義務化を強くお願いするものであります。
指摘の食堂のテーブル上の仕切り板でございますが、新型コロナ感染症対策として令和3年4月に設置したものであり、運営を委託しております民間事業者と協議の上、前に座る方とのスペースを仕切るために現在まで引き続き一部を設置しているものでございます。
仕切り板は、事業者が毎朝拭き掃除をしておりますが、拭き取りが甘く、仕切り板に汚れが残ったままとなっていることは確認をしているところでございます。
事業者のほうは、義務づけられた衛生管理方法に沿って厨房設備、食品管理等について毎日点検、管理を実施し、衛生的な環境が保たれるよう努めているところでございますが、テーブルや仕切り板等についても今後丁寧に掃除を行うよう指導したところでございます。
以上です。
部長は毎日拭いてるということなんですが、私が見た限りでは決してそうではないということで質問させていただきました。